「人権」とは、「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」です。
しかし、私たちの身のまわりには、人権に関わるさまざまな問題(人権課題)が起きています。
人権課題は、決して「誰かほかの人のこと」ではありません。一人ひとりが「自分のこと」として考え、互いを尊敬しあうことが大切です。
一緒に「人権」を考え、あなたの「人権」を育てていきましょう。
誰もが安心して迎えられる、高齢社会を目指して
現在、日本では総人口の約3割を65歳以上の高齢者が占める超高齢社会を迎えています。それに伴い、高齢者の人権を守り、誰もが安心して暮らせる地域づくりの重要性がますます高まっています。
「いつまでも自分らしく、安心して暮らしたい」——これは、高齢者だけでなく誰もが抱く願いです。その願いを実現するためには、高齢者一人ひとりの尊厳が守られ、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる環境づくりが欠かせません。また、年齢にかかわらず地域や社会のさまざまな活動に参加し、生きがいを持って暮らせるまちづくりも重要です。
こうした地域づくりを進めるためには、一人ひとりの思いやりや地域の支え合いに加え、行政、企業、地域団体などが連携し、社会全体で高齢者を支える取組を進める必要があります。特に、認知症になっても住み慣れた地域で生活を続けられる「共生社会」の実現は重要な課題であり、2024年に施行された認知症基本法でも、その実現が基本理念として掲げられています。高齢者をはじめ、誰もが互いを尊重し、支え合いながら暮らせる地域社会を築いていきましょう。
うきは市では、「共生社会」の実現に向けた取り組みの一環として「認知症サポーター養成講座」を開催しています。認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、本人やそのご家族を温かく見守る応援者のことです。昨年度は公民館や小学校など10箇所で講座を開催し、新たに222人のサポーターが誕生しました。今後も、誰もが安心して暮らせる地域づくりを推進していきます。
人権・同和対策室 75-4984
法務省が定める啓発活動強調事項 高齢者の人権を守ろう
介護施設や家庭等における身体的・心理的虐待や家族等が本人の財産を不当に処分するなどの経済的虐待等の高齢者をめぐる人権問題が発生しています。高齢者の人権が尊重され、高齢者が安心して生き生きと暮らせる社会にするため、認知症への理解も含めて、この問題についての関心と理解を深めていくことが必要です。
