市のお金がどのように入り、何に使われたのかなど、令和7年度決算の状況をお知らせします。
歳入 矢板市に入ってきたお金
168億5,712万円
個人・法人市民税の増加により市税が増加したほか、地方交付税・物価高騰対応重点支援交付金などの国庫補助金、大型建設事業の実施に伴う基金繰入金の増加などにより、全体としては前年度に比べ13億2,923万円増加しました。
歳出 矢板市が使ったお金
156億7,629万円
東小学校改築工事や文化会館解体工事等に係る普通建設事業費が増加したほか、老朽化した公共施設の維持補修費、物価高騰対策等の事業を実施したことにより、全体としては前年度に比べ9億6,157万円増加しました。
主な事業
- 東小学校改築工事 事業費 2億4,936万円
- 市公式LINE機能拡張 事業費 351万円
- 子ども未来館再エネ・省エネ設備導入 事業費 5,735万円
① 実質単年度収支 黒字
歳入総額から歳出総額を差し引いただけでは、財政の実質的な評価はできません。例えば、市が実施する工事などが自然災害などのやむを得ない理由で年度内に完了しない場合、残った工事のお金を翌年度に繰り越して使用することがあり(翌年度繰越財源)、この繰り越すお金(財源)を考慮する必要があります。
また、歳入・歳出には、基金への積み立てや取り崩しなどが含まれるので、そういった収支を調整する要素を除いた収支(実質単年度収支)で財政状況を確認します。

② 健全化判断比率 健全
国では、地方公共団体の財政破たんを早期に回避するため、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」を定めています。この法律によって地方公共団体は「健全化判断比率」を算出・公表することになっており、財政状況が健全かどうかの目安としています。
| 指標 | 内容 | 結果 | 早期健全化基準 |
|---|---|---|---|
| 実質赤字比率 | 一般会計を中心とした赤字の割合 | 赤字なし | 13.62% |
| 連結実質赤字比率 | 一般会計のほか、特別・企業会計も含めた全会計の赤字の割合 | 赤字なし | 18.62% |
| 実質公債費比率 | 市の標準的な年間収入に対する借金返済額の割合 | 8.0% | 25% |
| 将来負担比率 | 市の標準的な年間収入に対する将来に負担が見込まれる負債(借金)の割合 | 1.2% | 350% |
※早期健全化基準を下回っていれば健全な財政状況
持続可能な財政運営を目指して
令和7年度は、地方譲与税・地方消費税交付金・特別交付税などが収入見込み額に対して増額となったことにより、黒字決算となりました。健全化判断比率については、すべての指標で基準を下回っており、健全な財政状況にあると判断できますが、今後も各種インフラ整備に関する事業が予定されていることから、引き続きこれらの指標を見据えた持続可能な財政運営に努めます。
