市では、医療・介護の人手不足により施設の廃止や病床削減が続く厳しい状況にあります。そんな中、現場を支えているのはスタッフが利用者と築く信頼関係、そしてその根底にある「やさしさ」です。
市は、この目に見えない“現場の想い”を可視化し、音楽と映像でつなぎ届ける「CHOTTOKIITE!」プロジェクトを2年かけて行ってきました。
プロジェクトへの想い
医療・介護の現場で働く皆さんの優しさと、不安に寄り添う姿勢に深く心を打たれました。その存在があるからこそ、地域の安心な暮らしが支えられていると実感しています。その想いと尊さを多くの方に届けられるようプロジェクトを立ち上げました。
現場の「音」が紡ぐ、癒やしの旋律。
飛騨市出身の音楽家・谷澤智文さんが、医療・介護現場の「音」を採集。感謝の声や足音、環境音など現場の息遣いを、温かなギターの旋律と融合させました。現場に溢れる優しさや体温を、心地よく包み込む楽曲に紡いでいます。
映像作品「やさしさってなんだろう」 ─ 現場の息づかいを映像で伝える。
現場の音と映像を融合したドキュメンタリー映像を制作。スタッフの表情や利用者の笑顔、細やかなやりとりなど、日常に宿る「やさしさ」の断片を丁寧に描写。重なる音色とともに、温かな現実の営みを鮮やかに描き出しています。
みんなの「やさしい瞬間」が、映像化。
楽曲・動画の完成を記念し、日常の“やさしい瞬間”を募る写真キャンペーンを実施。市民の皆さんから届いた心温まる写真の数々を、谷澤さんの楽曲に乗せて公開しました。
谷澤智文(たにざわ ともふみ)さんからのメッセージ
実際に現場を見て、医療・介護は”究極のやさしさ”ともいえる美しい仕事だと改めて感じました。
おこがましいかもしれませんが、制作した曲が現場で頑張る皆さんの癒しになればうれしいです。また、医療・介護に関わっていない方々にもこの仕事の価値を知るひとつのきっかけになればと願っています。
CHOTTOKIITE!プロジェクト 市民や地域の皆さんから寄せられた“日常のやさしさ”の写真をもとに動画が完成 – 飛騨市公式ウェブサイト
