「変化する子育ての風景 ーお父さんの育休は未来への投資ー」
男女共同参画懇話会会員 尾畑 洋子
私は現在、子育て支援センター「ぽっぽかん」で、サロン運営のボランティアをしています。このサロンは、お母さんとお子さん、そして地域の皆さんが利用されることが多いのですが、最近、ある変化を感じています。
それは、若いお父さんが一人でお子さんを連れて遊びに来る姿が増えたことです。少し前までは見かけなかった光景ですが、声をかけてみると、「今、育休中なんです」「妻が二人目を出産して入院中なので」と答えてくれます。お子さんと楽しそうに遊ぶお父さんたちの姿は、今の時代の日常になりつつあります。
昔は「父親は仕事、母親は家庭」という役割分担が根強く、出産後は実家の母親などの援助で乗り切るのが一般的でした。先日、初孫が生まれた知人が「娘の夫が育休を取るから、おばあちゃんとしての出番がない」と少し寂しそうにぼやいていました。
近年、法律が整備され、性別を問わず育児や介護に休暇を取りやすい環境づくりが社会全体で進んでいます。男性が育児休業を取得することは、単なる「お休み」ではありません。「家族というチームの基盤を固めるための、未来への戦略的投資」とも言えるのではないでしょうか。
赤ちゃんを抱くお父さんたちの姿をサロンの片隅で見守りながら、これこそが「男女共同参画」の初めの一歩なのだと、頼もしく感じています。
問い合わせ:企画課 企画調整係 担当:黒木(内線 2226)
