掛川市南部大東地域包括支援センター(電話 72-6640)
心の健康 〜老後に向けての話し合い〜
心の健康
自身の老後について事前に考えておくことは、気持ちに整理がついて楽になり、心の健康につながります。「老後について」と言っても想像がつきにくいかもしれませんが、病気や障がいで、自分で意思決定できなくなったとき、誰に決めてもらいたいでしょうか。
市では、「新・私の健康人生設計ノート」を希望者にお配りしていますので、それに沿って考えていくことも方法のひとつです。

日本の傾向と課題
2026年、団塊の世代は全員が75歳以上になりました。内閣府の資料、令和6年版高齢社会白書では、「65歳以上の要介護者等数は増加しており、特に75歳以上で割合が高い」とあります。また労働力人口に占める65歳以上の比率は上昇傾向にあり、60代後半の男性の6割以上、女性の4割以上が就業しているという統計が出ています。つまり今後、高齢者の増加とともに介護が必要な高齢者が増えること、介護が必要な状態になったときに自分を支援してくれる人(以下、支援者)にも仕事があり、十分な支援を受けることが難しい状況になる可能性が高くなっているということです。
支援者との話し合いが大切
介護を問題に仕事を辞めてしまうことを、介護離職と言います。現在、介護離職は年間7.5〜10万人を推移し、社会的な問題になっています。そのため、介護についての相談窓口の設置や、仕事と介護の両立支援の制度を採用している企業が増えています。また、仕事と介護の両立支援の専門職として産業ケアマネージャーを採用している企業もあります。
「私は、最期は誰の世話にもならない!」と言う方もいます。しかし人間、最初と最期は必ず誰かのお世話になります。自身のことを支援者とともに話し合っておくことが、自身にとっても安心材料になり、支援者にとっても準備をする期間ができます。必要な支援を受けるためにも、早めに話し合っておくことが大切です。
「かかりつけ医」を持ちましょう。
