実施児童生徒
厚沢部小・館小6年生
厚沢部中3年生
平均正答率・平均IRTスコア
| 小学校 | 中学校 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 算数 | 国語 | 数学 | 英語 | |
| 厚沢部町 | 57 | 55 | 70 | 69 | 519 |
| 北海道(公立) | 59.6 | 53.6 | 63.3 | 55.0 | 490 |
| 全国(公立) | 60.9 | 56.4 | 63.9 | 57.0 | 499 |
※中学校英語は4技能(聞くこと、読むこと、書くこと、話すこと)の平均IRTスコアで500が基準。
小学校 教科に関する調査結果(全国平均を100とする)

- 成果:相手に伝わるように話の中心を明確にして構成する力(国語)、情報を正確に読み取り数量の関係を捉える力(算数)に成果が見られます。
- 課題:複数の情報を整理し根拠を明確にして、自分の考えを書く力(国語)、割合の関係を図や式でとらえて説明する力(算数)に課題が見られます。
小学校 児童質問紙調査結果

※ピンク色の基準線は全国平均(5.0)を示し、値が高いほど肯定的回答割合が高いことを示す。
- 成果:ICT機器の日常的な活用、対話的学習や探究的学習、教職員による児童への丁寧な支援・よさを認める関わりに成果が見られます。
- 課題:学校で主体的に学習に取り組む一方で、その姿勢が家庭学習の時間や習慣化につながっていないこと(SNSや動画視聴の時間が多いなど)が課題が見られます。
中学校 教科に関する調査結果(全国平均を100とする)

- 成果:自分の考えをまとめる力(国語)、既習事項を活用して考察する力(数学)、自分の考えや経験を表現する力(英語)に成果が見られます。
- 課題:複数情報の関係をとらえて整理する力(国語)、問題解決の方法を言葉で説明する力(数学)、短い文章を読み、文章全体の概要などをとらえる力(英語)に改善の余地が見られます。
中学校 生徒質問紙調査結果

※ピンク色の基準線は全国平均(5.0)を示し、値が高いほど肯定的回答割合が高いことを示す。
- 成果:ICT機器の日常的な活用、対話的学習や探究的学習、教職員による生徒のよさを認める関わりや相談しやすい信頼関係に成果が見られます。
- 課題:生活習慣(朝食抜きや就寝・起床時刻が不規則、SNSや動画視聴の時間が多いなど)と家庭学習(時間の少なさと習慣が未確立)が課題です。
小学校・中学校 教科に関する調査と質問紙調査のクロス集計から
質問紙調査の回答内容別に教科の結果を比較すると、小・中学校ともに、課題に粘り強く取り組むこと、学習を振り返って活用すること、自分の考えをまとめて表現することと、教科の正答率の高さに正の関連が見られました。また、家庭にある本の冊数とも、国語を中心に正の関連が見られました。
一方、平日のSNS・動画視聴が3時間以上の児童生徒は、3時間未満と比べて教科の正答率が低く、長時間利用との負の関連が見られました。
※なお、これらは相関関係に基づく傾向であり、原因と結果の関係ではありません。
今後の改善方策
- 根拠を明確にして表現する力の育成
「情報同士の関係付け」「必要な部分の引用」を重視し、「何を根拠に」「どのような方法で」「何が分かったか」を文章や図表で記述し、説明する学習を充実させます。 - ICT活用を探究と表現の質向上につなげる
ICTの活用頻度だけでなく、情報の収集・比較・分類・整理・根拠の質を高め、自ら問いを立てて解決策を考え、他者に伝える学習を充実させます。 - 家庭学習(メディア利用)の改善
学校と家庭が連携し、家庭でのメディア利用(SNS・動画視聴など)の振り返りと併せて、デジタルドリル等を活用した児童生徒の理解度・学習速度に応じた主体的な家庭学習の取組を進めます。 - 受容と承認を基盤とした学校づくり
教職員が児童生徒のよさや成長を認め、相談できる信頼関係は本町の強みです。この強みをこれからも活かし、困りごとや不安の早期発見、早期相談、早期支援を継続して、すべての児童生徒が安心感をもち、「自分は大切にされている」「自分にもよいところがある」と感じられる学校づくりを進めます。 - 小中9年間を見通した指導と検証
令和12年度の義務教育学校開校も見据え、小学校と中学校が、記述力、情報活用能力、自己調整、家庭学習、生活習慣等について、9年間で育てる児童生徒の姿を共有し、取組の成果を継続的に検証します。
