「災害に強い地域づくり、鍵は『みんなの参画』から」
地震や台風といった自然災害が身近な脅威となる今、「地域の絆」が改めて見直されています。しかし、地域防災や行事の運営において、「力仕事は男性」「炊き出しや整理は女性」といった役割分担が、暗黙のうちに固定化されてはいないでしょうか。
防災の現場では、多様な視点が不可欠です。例えば、避難所の運営や備蓄の管理、あるいは避難訓練の計画づくりなど、これまで特定の性別に偏りがちだった役割を、性別に関係なく誰もが担える環境をつくることが重要です。
もし、行事や防災の現場で「今までどおり」を見直し、得意なことや参加可能な時間に合わせて役割を分担できればどうでしょうか。男性も女性も、高齢者も若者も、それぞれの視点を出し合うことで、災害時の避難所環境が改善されたり、よりきめ細やかなサポート体制が整ったりします。
重要なのは、誰かを排除するのではなく、誰もが「自分も主体者の一人だ」と感じられる風通しの良い関係性をつくることです。「女性だから」「男性だから」という枠を超え、互いの得意を活かすとともに多様な視点から協力し合うことが、結果として災害に強い、持続可能な地域づくりへとつながります。
地域の防災力を高めるのは、立派な施設だけではありません。性別や年齢を問わず、住民一人ひとりが対等なパートナーとして支え合える関係こそが、最強の備えです。まずは身近な地域行事から、ちょっとした協力の輪を広げてみませんか。
【問い合わせ】市男女共同参画推進委員会(総務課総務担当内)☎ 62-3117
