乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
SIDSとは、それまで元気だった赤ちゃんが何の予兆や既往歴もないまま、窒息などの事故とは別に、睡眠中に突然死亡してしまう原因の分からない病気です。日本での発症頻度は出生6~7千人に1人と推定され、生後2~6カ月に多いとされています。令和6年には全国で55人の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
毎年11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です
SIDSは、12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、こども家庭庁は11月をSIDSの対策強化月間と定めています。国の研究により、次の3つのポイントに注意することでSIDSの発症率を低くできるというデータが得られています。
- ①1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
SIDSは、あおむけよりもうつぶせに寝かせた時の方が、発症率が高いことが研究から分かっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、あおむけに寝かせましょう。 - ②できるだけ母乳で育てましょう
母乳で育てられている赤ちゃんの方が、SIDSの発症率が低いということが研究で分かっています。さまざまな事情により、全ての人が母乳育児をできるわけではありませんが、無理のない範囲で母乳育児に挑戦してみましょう。 - ③たばこをやめましょう
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙やまわりの人が吸ったたばこの副流煙を妊婦が吸う「受動喫煙」も出産後の赤ちゃんのSIDSの原因と考えられています。さらに出産後、父母ともに喫煙者の場合、非喫煙者と比べてSIDSの発症リスクが約4.7倍高くなるというデータがあります。
令和6年度の音更町の妊婦の喫煙率は0.4%、産婦は3.4%となっており、それぞれ全国・全道平均を下回っています。しかし、育児期の父の喫煙率は33.1%と全国平均を上回っています。
▼妊産婦および父の喫煙率
| 音更町 | 全国 | 全道 | |
| 妊婦の喫煙率 | 0.4% | 1.7% | 2.7% |
| 産婦の喫煙率 | 3.4% | 4.2% | 7.4% |
| 父の喫煙率(育児期) | 33.1% | 27.1% | 34.9% |
出典:令和6年度母子保健に関する実施状況等調査
家庭での受動喫煙
加熱式・電子たばこ
加熱式・電子たばこの使用者が吐く空気にもニコチンや発がん物質などの有害物質が含まれており、受動喫煙の健康被害が生じると報告されています。
屋外での喫煙
こどもがいない場所で吸ったとしてもたばこの有害物質は喫煙者の髪や衣服、ソファ、カーテンなどに付着し、残留すると言われています。
問合先
保健センター内健康推進課(電話:42-2712、ファクス:42-2713)
