浅見宣義
長浜の物語を、夏のにぎわいへ
1 物語の舞台として注目される長浜
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送をきっかけに、長浜への注目が高まっています。ドラマでは、姉川の合戦、小谷城の戦い、長浜城の築城、石田三成との出会い、そして賤ヶ岳の合戦へと、現在の長浜市を舞台とする出来事が数多く描かれていきます。長浜は、秀吉・秀長兄弟が苦難の中で力を蓄え、大きく飛躍していく物語の重要な舞台です。こうした放送の効果もあり、北近江豊臣博覧会には多くの方にお越しいただいており、大通寺にある大河ドラマ館では、6月4日に来場者10万人達成記念セレモニーを開催することができました。
2 夏、賤ヶ岳へ広がる関心
これから物語が賤ヶ岳の合戦へと進む中で、木之本、余呉、賤ヶ岳をはじめとする長浜北部への関心もさらに高まっていくものと期待しています。余呉湖を望む山並みや、静かな集落の風景の中には、天下の行方を左右した歴史の記憶が息づいています。ここを人馬が駆け巡り、天下分け目の戦いが行われたと推測すると、つい嬉しくなります。長浜を訪れる方に、ドラマの中の出来事が、今も私たちの身近な風景とつながっていることを感じていただきたいと思います。
3 訪れる人を迎えるまちへ
観光で訪れた方が心に残すのは、史跡や展示だけではありません。まちの人の何気ない出会いも、旅の大切な思い出になります。道案内の一言や、地域の魅力を伝える会話、まちをきれいに保つ日々の取組も、長浜らしいおもてなしです。北近江豊臣博覧会をきっかけに、訪れる方に「また来たい」と感じていただき、市民の皆様にも身近な地域の魅力を見つめ直していただく。その積み重ねを、長浜全体の元気と、次の世代に誇れるまちづくりへつなげてまいります。この夏、皆様とともに長浜の魅力を発信してまいります。
