
北近江豊臣博覧会がつなぐ、周遊とまちづくり
1.開幕!北近江豊臣博覧会
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送にあわせ、2月から「北近江豊臣博覧会」が開幕しました。12月までの323日間、市内3エリア(長浜城下町エリア、浅井・小谷城下町エリア、賤ケ岳合戦エリア)を舞台に、大河ドラマ館や史跡展示、体験イベントなどを通じて、豊臣秀吉・秀長兄弟をはじめとする戦国の歴史と長浜の文化を紹介します。この博覧会は、市民や事業者の皆さんとともにつくり上げてきたものであり、来場者を迎える私たち自身が長浜の良さを改めて感じ、語り合う機会にもなっています。
2.線で結ぶ周遊、面で広がる連携
北近江豊臣博覧会では、点在する戦国ゆかりの史跡を「線」として結び、周遊しながら楽しんでいただく取組を進めています。こうした考え方を将来につなげていく構想が、「戦国ベルト地帯構想」です。戦国を軸に、長浜を中心として福井(越前)・岐阜(美濃)・愛知(尾張)へと広がる歴史の流れを、一体の物語として捉え、地域同士が連携しながら周遊・滞在型の観光を育てていきます。各地の歴史や文化を共有し、誇りを認め合うことで、地域に息づく「シビックプライド」を結び付け、次の世代へ手渡していくことを目指します。
3.人の流れを、地域の力に変える
この取組を支えるのは、歴史や文化を大切に守りながら、時代に応じて工夫を重ねてきた長浜の自治の力です。博覧会をきっかけに人の流れが生まれ、地域の魅力が語られることは、市民一人ひとりのシビックプライドを育て、その価値を次の世代へ伝えることにもつながります。一過性のにぎわいで終わらせるのではなく、博覧会を通じて育まれた誇りやつながりを、未来へ受け継がれるまちづくりへと結び付けていく。その歩みを、市民の皆さんとともに進めていきたいと考えています。

