エピソード 67 似たもの同士の混乱
市内の自然の不思議や、そこに住む様々な生き物の面白い生態などをご紹介します。

長浜市では人家や農地などで目にすることの多いイタチですが、実は2種類に分かれていることに気づいていますか。見分け方がむずかしいのですが、尾の長さで大体の見分けがつきます。
胴体の長さに比して尾の長さが、半分以下のものが在来種の「ニホンイタチ」(ホンドイタチとも呼ばれています)、半分以上の長さのものを外来種の「シベリアイタチ」(チョウセンイタチとも呼ばれています)です。
シベリアイタチは、毛皮をとるために大陸から連れてこられ、西日本を中心に養殖されていましたが、逃げ出したものが周囲に広がり、国内では福井県、岐阜県、愛知県より西側で増えています。
都市化でニホンイタチが棲めなくなった場所に、シベリアイタチが入り込み、各地で増えています。農村部のニホンイタチと都市部のシベリアイタチとがせめぎ合い、雑種ができないかとも心配されています。
皆さんのお近くのイタチはどちらですか。見つけたらしっぽの確認を!
湖北野鳥センター(☎79・1289)
