誰もが自分らしく生きられる社会のために
身の回りにある「男性だから」「女性だから」という無意識の思い込みや、相手の気持ちを考えない言葉・行動が、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれません。
女性に対する暴力は、身体的なものだけでなく、言葉の暴力や無視、経済的な支配、望まない性的な行為など、日常のさまざまな形に潜んでいます。
「自分には関係ない」と思わず、日々の人との関わり方や意識を見つめ直すことが大切です。
毎年、11月12〜25日は「女性に対する暴力をなくす運動」です。
この運動は、女性に対する暴力の根絶を目指すとともに、お互いを尊重し合う大切さを考え、暴力のない社会をつくるための意識を高めることを目的としています。
一人ひとりの小さな行動や願いが、暴力のない社会をつくります。
私たちにできること
周囲の誰かの小さなサインに気づくこと、そして気づいたときに勇気を出して声をかけてみることも大切な支援の第一歩です。
問合先
企画課地域振興班 ☎22-9105
身近なところから考える 互いを尊重し合う社会を目指して
Interview
エアフォルク(辻町)
代表 山口 正義 さん
平戸市男女共同参画推進協議会委員
女性が多く働いている衣料製造業に携わる中で、誰もが自分らしく働き、互いを尊重し合える環境づくりの大切さを感じていました。
今回、平戸市男女共同参画推進協議会委員への就任をきっかけに、性別にとらわれず、一人ひとりの個性や能力を生かすことについて、改めて考えるようになりました。
例えば、機械のメンテナンスは男性という無意識のイメージがありました。でも、女性の中にも機械を扱うことが好きな人がいる。性別ではなく、その人自身を見て、適材適所を考えることが大切だと学びました。
人材に性別の枠を設けてしまうことは、雇用の機会や人材活用の可能性を狭めてしまいます。
大切なのは、男女で分けることではなく、一人ひとりの力や個性に目を向けることです。また、仕事と家庭を両立している従業員それぞれの家庭状況に応じて、柔軟な制度設計をしていきたいと思っています。
個人を尊重することで、日ごろから従業員や家族に対しても、感謝の気持ちを忘れず、前向きな言葉を選んで使うようになります。
相手のことを思った行動でも、言葉が足りなければ、気持ちが伝わらないことがあります。反対に、感謝やねぎらいの言葉を添えることで、相手の頑張りや存在を認めることにつながります。
暴力をなくすことを考えるとき、何か特別な行動を始めるだけではなく、まずは身近な人との関わり方を見つめ直すことも大切です。
日ごろどんな言葉をかけているのか、相手の気持ちを尊重できているのか、そんな小さな気づきが、互いを大切にする関係づくりにつながっていきます。
男女の違いにとらわれず、一人ひとりが自分らしく働き、暮らせる環境について、会社単位でも考えていきたいです。
行政と民間が一緒になって取り組むことで、働く人を支え、人材の確保や人口流出を防ぐことにもつながると思います。自分の子どもや孫が、平戸をふるさととして誇りに思える地域を残したい。ふるさとを残すために、まだまだ未熟ですが、平戸市のために、自分ができることから始めていきたいと思います。
▲職場で打ち合わせをする山口さん
