飛騨市長 都竹 淳也

新年の言葉は「天馬行空(てんばこうくう)」
飛騨の地名は「空を飛ぶ馬」に由来すると伝わります。今年は午年、この名のごとく飛騨市が空を勢いよくはばたき、皆さまにとって自由でのびのびと飛躍できる一年になるよう、願いを込めました。歴史ある名を誇りに、飛騨市が未来へ大きく飛躍する年にしていきましょう。
新年あけましておめでとうございます。
日頃より市政に温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
合併20周年を経て新たな歩みを始めた昨年は、地域資源が光を浴び、子どもたちが活躍し、未来への新たな鼓動が感じられ、飛騨市の持つ力が実を結んだ一年となりました。
地域資源の中でも注目が集まったのが「食」の分野です。高原川の鮎が全国清流巡り利き鮎会で見事日本一に輝きました。また、和食チェーンであるサガミと連携したフェアも好評を博しました。環境に配慮した農地づくりのための脱プラスチック肥料の導入や、水稲の直播技術の実証など、持続性を高める挑戦にも大きな前進がありました。
また、ハイパーカミオカンデの建設工事が進む中での巨大地下空洞の見学会やカムランドの一般公開は大変な人気となり、世界的な研究施設を身近に感じられる機会となりました。さらに、神岡地域で1億2700万年前のワニの歯の化石が発見され、恐竜の骨の化石発見に向けて夢が広がっています。
子どもたちの活躍も光った年でした。中学生と防災士、地域の皆さんが協力した大規模な避難所運営訓練をはじめ、小中学生の地域と連携した学びが大きく花開きました。全小中学校に整備した全国初の学校作業療法室も、子どもたちと家族、学校の生活を支えています。
未来への歩みが感じられる年でもありました。飛騨地域初となる私立の四年制大学コー・イノベーション大学の設立が認可され、4月の開学に向けて準備が進められています。また、市民の皆さんが中心となって策定した「飛騨市平和都市宣言」はまちの品格を高めるものになりました。
本年も市民生活に直結する課題を丁寧にお聞きし、限られた財源の中でも確かな成果を生む施策に取り組み、皆さまとともに「元気であんきな誇りの持てるふるさと飛騨市」づくりを進めてまいります。
本年が皆さまにとって健やかで実り多い一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。



飛騨市議会議長 澤 史朗

新年の言葉は「融和」
立場や考えの違いを大切にしながら、互いに耳を傾け合う「融和」の一年にしていきたいと考えています。
市民の皆さまとの対話を重ね、信頼と協力のもと、身近で開かれた議会を目指してまいります。
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素は、市議会に対しまして温かいご支援とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、一昨年暮れからの大雪に始まり、コメ価格を始めとする物価高騰、市内各地域でのクマの出没や鳥獣被害の増加、少子高齢化による人手不足や医療・介護体制への影響など、その対応に追われた1年でした。
議会でも関係者の皆さまの声を聞きながら、その解決に向けて市と共に取り組んでまいりました。
皆さまからの声を大切にするためシニアクラブ、認定農業者や市内高校生の皆さまなどとの意見交換会の実施、また月1回のオープン議長室ではさまざまなご意見やご要望をいただくなど、公聴に重きを置いて議会活動を進めてまいりました。
また、飛騨地域3市1村の議員研修会では、中学校部活動の地域クラブへの移行の現状把握と課題を共有し、訪日外国人増加に伴うレンタカー問題も提起されました。
近年、小規模自治体においては議員のなり手不足が顕著となり、民主主義の根幹を揺るがす事態が心配されております。飛騨市議会も無投票が続いており、議会のあり方が問われております。そこで、そのあり方を検討するための特別委員会を設置し、市民の皆さまからの意見をお聞きし、一緒に考えていくことで、信頼される開かれた議会が構築されるものと考えております。
混沌とした世界情勢、不安定な日本政治。このような時こそ、自分の意見を主張するだけでなく、相手の立場を考える「融和」の心が大切だと考えます。今年の干支は「丙午(ひのえうま)」、「勢いとエネルギーに満ちて、活動的になる年」と言われております。勢いを少し加減しながら物事に取り組んで行くくらいでちょうどいいかもしれません。
本年が市民の皆さまにとりまして、活動的な明るい一年となりますよう、心よりご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。



