~6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です~
歯と口には食べることのほか、会話をする、表情をつくるなど普段の生活には欠かせない大切な役割があります。歯と口の健康維持は、全身の健康維持につながるため、日頃の口腔ケアや定期的な歯科検診が大切です。
歯周病はお口の生活習慣病
歯周病は、歯と歯ぐき(歯肉)の隙間にプラーク(細菌の塊)がたまり、炎症が起きる病気です。初期の歯周病は症状や痛みがないことが多く、気付いた時には歯周病になっている可能性があります。歯周病が顕在化し始めるのは40歳以降と言われていますが、町の歯周病検診の結果では、歯周病の診断基準となる「4㍉以上の歯周ポケットを有する人」の割合が77%と国を大きく上回る結果でした。
また、歯周病は糖尿病の合併症としても認識されているほか、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連しています。
歯周病セルフチェック
チェックが1~2個の人は歯周病の可能性があります。歯科医院で診てもらいましょう。
- 歯ぐきに赤く腫れた部分がある
- 口臭がなんとなく気になる
- 歯ぐきが痩せてきたみたい
- 歯と歯の間にものが詰まりやすい
- 歯を磨いた後、歯ブラシに血が付いたり、すすいだ水に血が混じることがある
- 歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角ではなくうっ血していてブヨブヨしている
- ときどき歯が浮いたような感じがする
- 指で触ってみて、少しグラつく歯がある
出典:8020推進財団
歯と口を健康に保つには
お口の中の状態は加齢によって変化していき、世代によって留意すべき点も変わってきます。
乳幼児期
乳歯は、むし歯になりやすいため歯が生え始めたら保護者磨き(仕上げ磨き)を始めましょう。フッ素配合歯磨き剤が効果的です。
学童期~思春期
6歳頃に生える奥歯の永久歯は生涯にわたって食べ物をかみ砕く中心となる大事な歯で、生えきるまでむし歯になりやすいため、特に注意して歯磨きを行いましょう。外食や間食が増え、不規則な食生活により歯周病の原因となる歯周炎のリスクが高まる時期です。
成人期
歯周病を自覚する人が増え始めます。歯周病の進行により歯を失わないために、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが大切です。
高齢期
かむ力、飲み込む力が低下し誤嚥のリスクが高まります。歯の本数や義歯の使用状況など、お口の環境に合わせたケアが必要です。
セルフケア
歯磨きはプラークのたまりやすい歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯のかみ合わせを重点的に磨きましょう。
また、歯ブラシでは届きにくいところにはフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
プロフェッショナルケア
定期的に歯科検診を受け、歯と口の状態を確認することが重要です。
町では幼児歯科健診・フッ化物塗布、歯周病検診を実施しています。症状が出る前に受診し、歯周病やむし歯を予防しましょう。
幼児歯科健診・フッ化物塗布
2~6歳のこどもは、町内の指定歯科医院で、6カ月ごとに無料で受けることができます。
歯周病検診
妊婦と20歳以上の音更町民は、町内の実施医療機関で年度内1回に限り、無料で受けることができます。
問合先:保健センター内健康推進課 電話:42-2712、ファクス:42-2713
