教育総務課 0465-85-5015
校種ごとの詳細な分析は、左の二次元コードからご確認ください。
本調査の概要
本調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることを目的としており、本年度は「教科に関する調査(国語、算数・数学、英語〔中学校のみ〕)」と「質問調査」が実施されました。
実施状況
実施日
2026年4月23日(木)
対象校(学年)
・小学校(6年生対象)3校
・中学校(3年生対象)1校
対象人数
・小学校117人
・中学校136人
計253人
調査結果
(1)教科に関する調査
☆本町の傾向(県の平均正答率との比較)
| 小学校 国語・算数 | 中学校 国語・数学 | 中学校 英語 |
|---|---|---|
| やや低い | ほぼ同程度 | ほぼ同程度 |
☆学習指導の改善ポイント
【国語】表現の「意図」と「文章構成」を捉える力の育成
~「なんとなく読める・書ける」からの脱却~
| Point1 | Point2 | Point3 | Point4 | Point5 |
|---|---|---|---|---|
| 同音異義語など、実際の文脈の中で意味と関連付けながら漢字を使う機会の充実 | 比喩や反復、倒置など表現の効果を問い直し、筆者(作者)の意図を考える指導の工夫 | 主張、理由、事例など、情報と情報との関係を捉える指導の工夫 | 互いに評価し合い、高め合う推敲プロセスの充実 | 文章の中心的な言葉を見つけて的確に要約する活動の充実 |
【算数・数学】根拠を示して論理的に説明する力の育成
~「数学的な見方・考え方」の自覚化~
| Point1 | Point2 | Point3 | Point4 | Point5 |
|---|---|---|---|---|
| 0.01 の何個分など、単位に着目して数を相対的に捉える指導の工夫 | 辺や角など、構成要素に着目して、平面図形や立体図形を捉える指導の工夫 | 数直線などを用いて、「倍」や「割合」の概念を視覚的に捉える指導の工夫 | 文字や式を用いて自分の考えを論理的に説明・記述する活動の充実 | 日常の事象を理想化・単純化して問題を解決する活動の充実 |
【英語】5領域(聞く・読む・話す(やり取り)・話す(発表)・書く)の統合的育成
~目的や場面・状況を工夫した言語活動の充実~
| Point1 | Point2 | Point3 | Point4 | Point5 |
|---|---|---|---|---|
| ALT やデジタル教科書を活用した英語に触れる(聞く・話す)機会の充実 | 時間や出来事の移り変わりを表す接続詞や表現に着目して英語を聞く指導の工夫 | 主張と理由の関係や要旨を捉えるなど、国語科の学びと関連させた指導の工夫 | 社会的な話題についての英文を読む機会の充実 | 話しやすい話題を用いて英語を使って即興的にやりとりをする機会の充実 |
(2)質問調査
☆本町の傾向(過去の本町の結果との比較)
| 小学校 | 中学校 | ||
|---|---|---|---|
| 1 | SNS や動画視聴時間 | 「1 日当たり 2 時間以上視聴している」と回答した児童生徒の割合が、2024 年度から約 20 ポイント増加している。 | |
| 2 | SNS や動画視聴時間と学力の関係 | 視聴時間が長い児童ほど、各教科の正答率が低い傾向にある。 | 視聴時間と学力との間に、明らかな相関関係はみられない。 |
| 3 | 平日の勉強時間 | 「1 日当たり 1 時間以上勉強している」と回答した児童の割合が、2018 年度から約 30 ポイント減少している。 | 「1 日当たり 1 時間以上勉強している」と回答した生徒の割合は、年度ごとにばらつきは多少あるものの、明らかな減少傾向はみられない。 |
| 4 | 休日の勉強時間 | 「1 日当たり 1 時間以上勉強している」と回答した児童の割合が、2021 年度から約 20 ポイント減少している。 | 「1 日当たり 1 時間以上勉強している」と回答した生徒の割合が、2021 年度から約 25 ポイント減少している。 |
| 5 | 読書時間 | 「1 日当たり 30 分以上読書している」と回答した児童の割合が、2018 年度から約 20 ポイント減少している。 | 「1 日当たり 30 分以上読書している」と回答した生徒の割合が、2018 年度から約 10 ポイント減少している。 |
| 6 | 読書時間と学力の関係 | 読書時間が長い児童生徒ほど、各教科の正答率が高い傾向にある。 | |
| 7 | ICT を活用する技能と学力の関係 | ICT 機器を使ってプレゼンテーションを作成できると回答した児童生徒ほど、各教科の正答率が高い傾向にある。 | |
☆今後の重点項目
家庭と連携した基本的生活習慣、学習習慣の確立
- 児童・生徒および保護者を対象にした情報モラル教育の充実
- 家庭と連携した、自律的なルールづくり(SNSや動画視聴時間など)の啓発
- AIドリルを活用した家庭学習の推進
ICT活用の日常化と情報活用能力の育成
- 日常の授業で文房具のようにICT機器に触れる機会の創出
- 情報活用能力の系統的指導の実施
- 教職員に対する研修の実施や活用事例の共有
学び方と表現力を育む授業改善
- 学び方の選択肢の可視化および児童生徒が選択できる機会の創出
- 目的や相手意識を明確にした発表機会の創出
- 知識と知識のつながりや活用を重視した深い学びの実装
強みをいかした自己肯定感の向上
- 仲間と学び合い、高め合うようなペアやグループ学習の充実
- 当番活動や委員会活動などによる自己有用感の醸成
- 成功体験や承認機会の充実
☆番外編
湘光中学校では、町のシンボル「ひょうたん」を活用し、「光でつなぐ夢おおい町プロジェクト~美術は地域のために何ができるのだろう?」を題材に、美術の授業を通じてひょうたんランプ制作を行っています。形や穴の配置、光の広がり方を工夫し、一人一人の個性を生かした作品は、11 月 21 日(土)から行われる「あしがら灯りの祭典 in 最乗寺」などのイルミネーションイベントに展示されます。制作と展示を通して、作品が地域にどのような価値を生み出せるのかを考えながら、町の魅力発信を行っています。


