琴平町長 片岡 英樹
8月27日(木)、琴平町教育委員会主催による「第30回子ども議会」が、琴平町議会本会議場で今年も2部制により開催されました。町内3つの小学校と琴平中学校から選ばれた児童・生徒代表が子ども議会議員として参加し、日頃の学習や地域での体験を通して考えた、琴平町の未来に向けた提案を発表しました。
第1部では、本会議と同じ形式で一般質問を行いました。

琴平小学校の議員は、子どもから高齢者までが本を通して交流できる「魅力あふれる図書館」を提案しました。町の歴史や文化を紹介するコーナー、子どもによる本の紹介や読み聞かせ会などのアイデアに対し、私は「ことひらまちじゅう図書館」の取組にも触れながら、学校統合後の建物活用を考える中で、提案を活かせるよう検討していくと答弁しました。
象郷小学校の議員は、買い物や軽食、遊びを楽しめる「こんぴらふれあいモール」を提案しました。空き校舎や空き店舗を活用した休日限定のミニモール、子どもたちによるアンケートやポスターづくりなどの提案を受け、地域の皆さんが集い楽しめる場づくりやイベントを考える際には、子どもたちの意見も取り入れていくと答弁しました。
榎井小学校の議員は、町の魅力を再発見し、世代を超えた交流を深める「琴平の日」を提案しました。町内の施設や商店を巡るスタンプラリー、地域の歴史や文化にふれる体験活動などの提案に対し、夜市や灯ろう流し、お十日など、今ある行事に町歩きや体験活動を組み合わせ、より多くの人が楽しめる機会につなげていくと答弁しました。
琴平中学校の議員は、少子高齢化を踏まえ、「観光の力で仕事を生み出し、定住につなげる」ため、「夜の琴平」の賑わいづくり、石段を活かした景観づくり、フォトコンテストの開催を提案しました。私は、安全面などの課題にも触れながら、若い世代の感性を生かした観光振興や町の魅力発信について、関係団体と連携しながら前向きに検討していくと答弁しました。
どの質問も、身近な気づきから町の課題を捉え、解決策と期待される効果まで考え抜かれた、琴平町への愛情あふれる提案でした。子どもたちの声を真摯に受け止め、今後の町政やまちづくりに活かしていきます。
第2部では、琴平高校生による「琴平道」の発表の後、小・中学生、高校生、町議会議員による意見交換を行いました。世代を超えて琴平町の魅力や未来について語り合う、貴重な機会となりました。子どもたちが自ら考え、議場で堂々と意見を述べた経験は、これからの成長につながる大きな一歩です。私たち大人も、子どもたちの率直な声から多くの学びと気づきを得た、有意義な一日となりました。

