一陽来復、復興加速への挑戦
町長選において再当選を果たし2期目がスタートした吉田栄光町長。
まちづくりや復興への思い、今後4年間での課題等、町民の皆さんへメッセージをお伝えします。

1期目の4年間
1期目の4年間は、「持続可能なまちづくり」を目指し、これまで蒔いてきたたくさんの復興の種を育て、「復興への基盤整備」に奔走し挑戦を続けた日々でした。
私の政治信条の一つである「継往開来」は、「先人が築き上げた様々なものをしっかりと守りながら、新たな道を切り開いていく」という、震災後の復興を目指す浪江町の多岐にわたる課題に対し向き合うためにあるものと考え、慣れ親しんだ浪江町の風景や歴史文化、豊かな自然を大切にしながら、単なるインフラ整備にとどまらない「町の未来を支える希望の礎」として復興事業を推進してきました。
1期の4年目で各復興事業が目に見える形となってきたことで、ようやく「一陽来復」、「厳しい冬が明け、春が訪れるように、困難を乗り越えた先にいずれ明るい未来がやってくる」というこの言葉を使うことができるようになりました。
2期目にあたって
2期目は震災・原発事故から20年の節目に向け、責任ある復興の舵取りを行う4年間になります。限られた時間の中で、今まで以上に複雑で数多くの政策に取り組んでいかなければなりません。
特に浪江町の復興の核となる一次産業の復興です。農業は優良農地のほ場整備を進めておりますが、担い手が限られる中、営農面積を広げていくには省力化や効率化の技術が欠かせません。
また、特定帰還居住区域の整備を進める等、帰還困難区域を再生し、全域解除に向け取組みます。
人が集い、にぎわいが生まれる拠点となる駅周辺整備での商業施設、住宅、そして駅西側の開発を含めて着実に進めていきます。
この他にもなみえ創成小中学校の増築や浪江にじいろこども園の環境整備等教育行政の充実、医療・介護・福祉においては広域連携を視野に入れたサービスの向上、ゼロカーボンシティを目指し、水素エネルギーや再生可能エネルギーの活用を推進します。
そして、F-REIが与える影響です。現在、研究開発が先行して進んでいるため、町民の皆さまには見えにくい段階かもしれませんが、今後研究施設の建設が始まり、目に見える形になってきます。これによって新しい人の流れが生まれ、町にこれまで経験したことのない環境変化が起きると考えており、これにしっかりと対応していきたいと考えております。
今の浪江町には光と影の部分が両方あり、復興への課題は多岐に渡って複雑でありますが、この4年間で着実に歩みを進めていくとともに、町民の皆さまに「よくここまで来たな」と評価をいただけるような地域にしたいと思っており、またそれが私の目標となっています。
復興への対応は長期にわたります。この地域の将来像を見据えながら、全力で町政の舵取りを担ってまいります。
吉田町長が目指すまちづくり 6つの施策
帰還困難区域の再生
特定帰還居住区域の整備を進め、全域の解除に向けた再生を推進します。
子育て・教育環境の強化
なみえ創成小中学校や浪江にじいろこども園の教育環境を整え、地域を担う豊かな子どもを育みます。
農林水産業の再生
先人が築いた農山漁村を再生し、生産者が喜びや誇りを持てる町を目指します。
医療・福祉の充実
県立大野病院の後継病院を核とした広域医療を推進し、町診療所との連携、介護福祉の広域連携を模索し、サービス向上を目指します。
新たな産業と雇用創出
企業誘致と商工業の振興を図り、観光交流も加えた活気とにぎわいのある町を目指します。
移住・定住の促進
交流や体験を広げ、自らの挑戦が実現できる「住んでみたい町なみえ」を創ります。
町民の皆さまへ
いくぶん残暑も和らぎ、吹き抜ける風に秋の気配が感じられる季節となりました。
このたび、私は町長選挙により再選し、改めて町政の舵取りを担わせていただくことになりました。
これもひとえに町民の皆さまや1期4年の町政運営にご協力いただきました皆さまに、温かいご支援とご協力いただいた賜物であると考えており、深く感謝申し上げるとともに、無投票という町民の皆さまからの信任についても大変重く受けているところです。
先に申し上げたように事業は様々ありますが、どれも町民の皆さまと共に誰もが自分らしく安全安心に暮らすことができ、浪江に暮らす喜びを感じられるようなまちづくりとするために行うものです。
2期目も全力で走ってまいりますので、町民の皆さまには、引き続きご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
