開催期間 11月7日(土)~12月20日(日)
開館時間 午前9時~午後5時
入館料 無料
主催 壬生町立歴史民俗資料館・(一財)壬生町教育振興財団
共催 蘭学のまち壬生推進実行委員会

幕末、アメリカへ初めて渡った幕府軍艦「咸臨丸」に壬生少年組頭として壬生藩士が乗船していたことをご存知ですか。
欧米や西洋諸国がアジアへの進出を強めるなか、東インド艦隊司令官ペリーが日本に来航したことをきっかけに、下田・箱館の二港が開港となり、長く鎖国を続けていた日本は門戸を開きました。さらにアメリカ初代総領事ハリスが来日し、自由貿易に向けた条約締結を幕府に求めたことで、日米修好通商条約が結ばれることになります。
この条約の批准書交換のため、新見正長(豊前守)を正使とする万延元年遣米使節団は、ポーハタン号でアメリカに渡航します。
その使節団の護衛を名目として、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎など後世に名を残す人物たちも乗船しており、その中に軍艦奉行・木村摂津守の従者(随伴)として16歳で渡米した壬生藩士・齊藤留蔵の姿もありました。
壬生藩では6代藩主鳥居忠挙のもと、西洋砲術や西洋医学の導入という積極的な軍制改革が進められ、その一環として幕府の韮山代官江川英龍(坦庵)の江戸太郎左衛門の塾へ藩士を送り込みました。壬生藩士の四男だった留蔵も、11歳でこの塾に入門し、砲術と蘭学を修めます。韮山代官見習になった留蔵は、その優秀さを認められ、咸臨丸に乗船することになりました。彼が残した「亜米利加行日記」には、純粋な視点からアメリカ渡航の様子が記録されています。16歳の留蔵が、この旅から何を得たのか興味を抱かずにはいられません。
本展では、小栗忠順ら遣米使節と時を同じく、日本人による初の「太平洋横断」という快挙を果たした壬生藩士・齊藤留蔵の軌跡を紹介します。
【関連企画】
◎講演会 「咸臨丸乗組員の幕末維新」
講師 神谷大介氏(国立歴史民俗博物館准教授)
日時 11月21日(土)午後1時30分~
定員 70名(申込順)
会場 城址公園ホール 研修室
※下記申込フォームよりお申し込みください
◎ハワイアン・デイ HAWAIIAN DAY
アロハ・マルシェ
ハワイのフード&ドリンク、グッズ、ワークショップ
日時 11月8日(日)午前10時~午後4時
会場 城址公園(予約不要)
◎ギャラリー・トーク
日時 11月7日(土)、12月12日(土)、12月20日(日) 各日午後1時30分~
会場 企画展示室入口(予約不要)
壬生町立歴史民俗資料館
〒321-0225 栃木県下都賀郡壬生町本丸1-8-33
(東武宇都宮線壬生駅下車、徒歩約15分)
TEL 0282-82-8544
