うつ病とは、気分が長期間落ち込み、精神的・身体的症状を伴う気分障害です。町で実施しているお元気チェックリストの結果から、うつ(気分の落ち込み)の項目に「はい」と回答する方が多くいることがわかりました。そこで今回は「高齢者のうつ」を紹介します。
「高齢者のうつ」とは
一般的なうつ病と同じく、抑うつ気分(悲しい・さみしい・不安など)や、思考力の低下、意欲の低下などの症状に加え以下の特徴が見られます。
- 体の症状が強く出やすい。
「眠れない」「食欲がない」「慢性的な痛みがある」など - 気分の落ち込みが目立たない。
「なんとなく元気がない」といった症状が表れることも - 認知症との区別がつきにくい。
認知症との違い
「うつと認知症」の症状はとてもよく似ていますが、その違いとして「物忘れの自覚」があります。うつの場合は物忘れの自覚があり、不安や落ち込みを感じますが、認知症の場合は物忘れの自覚が乏しく、日常生活においての困り感も多くありません。
うつ予防のポイント
- 生活習慣の改善
⇒定期的な運動習慣、質の良い睡眠、バランスの良い食事 - ストレス、環境の調整
⇒人とのつながり、相談できる人、場を持つ。
家族や周囲の人の気づきや理解、サポートが大きな支えとなります。「心配だな」と感じた時には地域包括支援センターまでご相談ください。
