<その73>
いくらで売れる?
春は新しいスタートを切る意味でも絶好の片付けシーズンです。今年こそは家の中をスッキリさせたいと思うなら、気候の良いこの時期から始めることをお勧めします。
さて、家の中を片付けるには、まずはモノを手放すことが必要になってきますが、その方法には大きく分けて、①捨てる ②譲る ③売るの3つがあります。
この中で3つ目の「売る」ということについては、少し注意が必要です。というのもモノを手放したい意思はあるのに、なかなか進まないという人の中には、売ることにこだわり過ぎている場合があるからです。
スムーズにモノを手放したいのであれば、売って利益を出すことにこだわりすぎるのはお勧めできません。「どの方法が一番高く売れるか」を考え、そこに時間を費やしている限り、片付けは一向に進みません。
特に注意したいのが、自分にとって高かったもの。しかし、実際に売るとなると希望する価格よりかなり低いことがほとんどで「この値段で売るくらいなら、もったいないから取っておく」となってしまいかねません。そうこうしているうちに、ほとんどのモノが手放せなくなる悪循環に陥ってしまいます。
モノは人の手に渡った瞬間に中古となり、価格は落ちてゆくものです。自分にとっては高額だったかもしれませんが、他の人から見ればそれほどのものではないということを心得ておきましょう。そして、できれば売ることを考えるのはある程度モノの総量が減ってからにしましょう。
モノは減った状態ではじめて、どの方法で売るのがいいのかを考える余裕が生まれるものです。
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