令和8年3月23日、第14回佐賀県文化財保護審議会において、長倉遺跡から出土した「瑞花双鳥八稜鏡(ずいかそうちょうはちりょうきょう)」が、新たに佐賀県の重要文化財に答申されました。町内では「普恩寺所蔵の木造聖観音菩薩坐像(しょうかんのんぼさつざぞう)」に次いで2件目となり、今後、佐賀県公報に告示を登載して公示することで、正式に指定されることになります。
この鏡は、平成6年(1994年)の発掘調査で見つかった11世紀半ば(平安時代)の青銅鏡です。直径約9cmの小ぶりな鏡ながら、植物(瑞花)と鳳凰のような鳥が美しく配置され、国内でも珍しい「四稜形」の界圏(区切り)を持つのが特徴です。
県内出土の八稜鏡として唯一の「完全な形」であり、当時の人々の思想や信仰を今に伝える極めて重要な資料として高く評価されました。
界圏が四稜形
