飲み薬が多いときは
年齢を重ねると、高血圧や糖尿病など複数の病気の治療のために、いくつもの薬を使う機会が増えてきます。薬は病気や症状を整えるために大切なものですが、種類が増えると、薬同士の影響などによって副作用が起こりやすくなったり、飲む時間や量を間違えたりする可能性が高くなります。
こうした薬に関する問題が生じている、または生じやすい状態を「ポリファーマシー」と呼びます。「薬が多いこと」という意味で使われることもありますが、単に薬の数が多ければ問題というわけではありません。治療のために複数の薬が必要な場合もあります。大切なのは、一つひとつの薬が現在の体の状態や生活に合っているか、無理なく安全に続けられているかという点です。
年齢や体調の変化によって、以前から飲んでいる薬の効き方が変わることもあります。また、複数の医療機関から薬が処方されている場合や、市販薬・健康食品などを利用している場合には、それらを含めて確認することも大切です。
お薬手帳などを活用し、使用している薬の情報をまとめておくと、医師や薬剤師に相談するときに役立ちます。
薬が増えて管理しにくいと感じたときや、気になる症状があるときは、自己判断で薬を減らしたり中止したりせず、まずはかかりつけの医療機関などに相談しましょう。
かみいち総合病院
内科医員
入江 輝
かみいち総合病院 ☎ 472-1212 ホームページ https://www.kamiichi-hosp.jp
10月11日㈰
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