限界の先へ挑戦 ウルトラマラソン国際大会出場

東和町・米谷3区出身
滝ケ平 亜子さん
たきがひら あこ
1991年生まれ
Profile
中学時代はバスケ部に所属し、特設部として陸上大会に出場。高校・大学ではトラック種目のほか、駅伝の県代表や東北選抜選手として活躍し、長距離の経験を積む。現在は仙台市在住。マラソン以外の趣味は、旅行と食べ歩き。

「ウルトラマラソンは人生のよう。苦しさを乗り越えた先にある楽しさや、達成感がたまらないんです」。そう話すのは、9月20日にスペインで開催される「第33回IAU100km世界選手権」に日本代表として出場する滝ケ平さん。
ウルトラマラソンとは、フルマラソン(42.195㌔㍍)を超える長距離走のことだ。陸上との出会いは、小学生の頃に姉の綾香さんと一緒に始めた陸上のスポ少。以来、陸上漬けの日々を送り、長距離を中心に才能を開花させていった。社会人になってからはフルマラソンに出場するようになり、所属する社会人チームの仲間の勧めで、4年前からウルトラマラソンに挑戦。初めて参加した岩手県の大会で見事優勝を飾り、そこからウルトラマラソンの魅力にのめり込んでいった。
日本代表を狙って臨んだ今年6月の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」では、大会前の月間走行距離が760㌔㍍に達するほどの猛練習を重ね、限界ギリギリの調整を続けてきた。迎えた本番、後半は足が動かなくなるほどの過酷な状況だったが、「まだ耐えられる、楽しもう」という強い気持ちで走り抜き、見事女子3位に入賞。悲願だった国際大会出場の切符をつかみ、これまでの努力が実を結んだ喜びを深くかみしめた。
初挑戦となる大舞台に向けて、滝ケ平さんは「まずは思い切り楽しんで、最後まで強い気持ちでゴールしたい」と意気込む。家族や仲間からのエールを背に、世界の舞台で限界の先へと突き進む。
