今回は、皆さんが出した「もやせるごみ」がどのように処理されているかをご紹介します。
羊蹄山麓7町村(蘭越町、ニセコ町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町)は、平成27年からもやせるごみを固形燃料化し、焼却処理するのではなく、燃料として有効活用しています。このもやせるごみから作られる固形燃料のことをRDF(Refuse Derived Fuel)と呼びます。
RDF化導入の経緯
- ①循環型社会の形成を推進するごみ処理策として再資源化率が焼却処理より高くなるため
- ②地球温暖化ガス排出抑制策としてCO²排出量を抑制するため
- ③固形燃料を使用することにより化石燃料使用量削減に繋がるため
- ④焼却処理方式と比較し、施設整備費、運営経費を削減できるため
- ⑤羊蹄山麓地域全体の人口と排出ごみ量が固形燃料化処理に適した量であったため
- ⑥羊蹄山麓地域では以前から、ごみの分別やリサイクルについての関心が高く、学校授業に取り入れることで子どものころからごみとリサイクルについての関心が身についていたため
RDFはどのように作られる?
もやせるごみの中からRDF化できるごみを選別、破砕、乾燥等の処理を行った後、一定の形へ成形することで固形燃料(RDF)が作られます。
RDFは何に利用される?
道内の製紙工場や地域熱供給業者、温泉施設等に販売され燃料として利用されています。
もやせるごみの中身を見てみると?
RDFを作るためには、家庭から出されるもやせるごみが正しく分別されているかが重要です。そのため、年に一度、処理先の施設でごみ袋の中身を開いて分別状況を確認する検査を行っています。
令和7年度の検査では、RDFの原料として適合するごみは7町村全体で46%でした。つまり、もやせるごみとして出された袋の中には、資源ごみとなるものや、もやせるごみには入れないものが54%も含まれていたことになります。
今後に向けてできること
収集されたもやせるごみは、正しく分別されごみだけがRDFになります。つまり、正しく分別されていないごみが混ざるとその分、RDFとして活用できなくなります。RDFの品質を決めるうえで重要な成分が、塩分(塩素)です。塩分濃度の高い、生ごみやプラスチック類が混ざるとボイラーを傷める原因となり固形燃料としての質を大幅に下げてしまいます。
ひとりひとりが正しい分別を心がけることでRDF適合率・品質向上や資源の有効活用につながります。燃えるからもやせるごみと安易に考えず、「これは本当にもやせるごみかな?」と確認してみましょう。みなさんもこの取組の意義を理解し、正しい分別にご協力をお願いします。
連絡先
住民福祉課環境衛生係 55-6438
