市民の意識状況を把握し人権啓発活動の基礎資料とするため、令和7年7月に人権・同和問題に関する『鹿島市民意識調査』を行いました。(5年に1度実施)
調査対象 鹿島市民成人男女 1,000人(無作為抽出) 回収率 33.0%
今回の主な特徴
(1)関心のある人権問題
『インターネットによる人権侵害』への関心が一番高く、社会的課題となっていることが伺えます。また、『障がい者の人権問題』『女性の人権問題』『子どもの人権問題』も高くなっています。
(2)同和問題に関する認識
『部落差別』または『同和問題』という言葉を『聞いたことがある』と82.4%が回答した一方、14.5%は『聞いたことがない』と回答しています。
『同和問題』をはじめて知ったきっかけは『学校の授業』が一番多く、44.7%と半数近くになっています。ただし、年代別にみると20代以下と30代の約7割を最高に、年代が上がるにつれ割合が少なくなり、70代以上は10.2%になっています。次いで多いのが『テレビ・ラジオ・インターネットなど』が16.7%で、前回より倍増しました。
Q あなたは、今でも『部落差別』または『同和問題』があると思いますか?
(3)社会的な風習
日本の風習で『結婚式は大安の日が良い。葬式は友引ではいけない』という考え方は『根拠がないから気にしない』が前回より10.8ポイント増加し42.1%、特に30代の回答は51.0%と半数を超える結果でした。一方、『おかしいが仕方ない』『当然のことと思う』は前回より減少しています。
(4)同和地区出身者に対する意識
日頃から親しくつき合っている人が同和地区出身の人とわかった時、91.0%の人が『同じようにつき合う』と回答しています。ほとんどの市民が差別なくつき合うとしていることが分かります。
(5)差別意識
同和問題について『国民全体で考えるべき』と回答した人が56.3%と半数を超えており、前回より増えています。
『そっとしておく』は22.6%で前回より減少し、きちんと考えなければいけない問題であると捉えている人が増えていることが分かります。
(6)人権・同和問題に関する啓発活動
『同和問題』の解決に関しては『教育・啓発活動を推進する』が35.2%で最も高くなっています。次いで、『自由に意見交換ができる環境を作る』が24.2%で、前回より4.4ポイント高くなっています。
県や市の人権・同和問題啓発活動について、『見たこと等がある』という問に対し、『市報・県政だより・HP』が49.1%、『テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等』が40.0%と続いています。『インターネット・SNS』が前回より6.7ポイント増加していますが、『見たこと等がない』と回答した人が26.1%あり、啓発活動を工夫しながらさらに推進していく必要があります。
詳しくは、調査報告書を鹿島市HPへ掲載しています。
Q 学校や地域における人権・同和教育は、今後どうすべきだと思いますか?
問合せ 人権・同和対策課 ☎0954-63-2126
https://www.city.saga-kashima.lg.jp/site_files/file/douwa/ishikichousa.pdf
