多様な活動を支える拠点を目指して
「成岩地域共創センター わくなるの森」が、7月25日(土)に成岩小学校の敷地内にオープンします。いま、人口減少の影響で、地域活動や教育、子育て、福祉、防災など、さまざまな分野で、これまでのやり方だけでは対応が難しい場面が増えてきました。そのような状況の中でこれからのまちづくりに欠かせないのは、特定の人だけが担うのではなく、分野や世代を超えて、助け合い・支え合える関係を少しずつ広げていくことです。そのための新しい拠点が、「わくなるの森」です。
成岩小学校区には、これまで地域の活動や学びを支えてきた拠点として成岩公民館があり、さまざまな取り組みが行われてきました。一方で、公民館は「社会教育施設」としての役割が中心であるため、どうしても活動が学びの分野に偏りやすく、参加する世代が偏りやすい面もあります。また、老朽化への対応も必要となっていました。
そこで今回、成岩公民館の更新にあたり、公民館の機能を大切にしつつ、より柔軟に活用できる拠点として「地域共創センター」を整備しました。
これにより、学びの場に加えて、交流、地域活動、子どもの居場所づくり、地域の見守りなど、暮らしに身近な取り組みを進めやすくなります。また、これまで公民館ではできなかった物品販売も可能となります。お試しイベントや活動団体の立ち上げなど、チャレンジ企画にも取り組みやすい環境を整え、地域の新しい活動や交流が生まれることを期待しています。
「共創」に込めた思い
施設名に入れた「共創」には、住民のみなさんだけでなく、行政、企業、NPO、学校など、さまざまな人たちが対等に関わり、地域の困りごとを見つけ、考え、試し、改善しながら、よりよい形を一緒につくりたいという、半田市の強い思いを込めました。人口減少が進み、地域課題も複雑になる一方で、地域にはこれまでも積み重ねてきた経験やつながりがあります。「わくなるの森」が、子どもから高齢の方まで、だれもが使いやすい拠点として、使い方の幅を広げながら、新しい出会いや協力を生み出す場所になってほしいと願っています。
小学校区を核とした整備の目的
拠点を小学校の敷地内に置くことにも、理由があります。地域共創センターは、原則として小学校敷地内に整備していく方針です。小学校は、子どもも大人もだれもが知っている、地域にとって身近な場所であり、担い手不足が進む中でも、小学校には児童や保護者、先生、地域の見守りの方など、すでに一定のつながりがあります。そこに地域活動やまちづくりの取り組みが重なれば、無理のない形で関わる人が増え、協力の輪を広げやすくなるほか、子どもたちの居場所等にもつながり、「はたらく親を応援するまち」を推進する重要な施設となります。また、小学校の敷地内に整備することで、土地の有効利用や施設の複合化を図り、将来に向けた持続可能かつ効率的な行財政運営につなげることができます。
みんなで育てる「わくなるの森」
人口が減っても、まちの魅力や安心は、工夫と協力で育てていくことができます。「わくなるの森」が、世代や立場を超えて人が出会い、話し合い、助け合いが広がる“はじまりの場所”になるよう、ぜひたくさんの方に足を運んでいただき、見て、聞いて、体感しながら、わくわくであふれる「わくなるの森」を一緒に育てていきましょう。
