教育課より
⑩『亥の子』
旧暦 10 月(現在の 11 月頃)の最初の亥いの日(初亥)に行われる伝統的な子どもの行事です。元々は五ご穀こく豊ほう穣じょうの感謝、無む病びょう息そく災さい、子し孫そん繁はん栄えいを祈願するもので、主に西日本を中心に広く見られます。行事では、地域の子どもたち(主に男の子)が各家々を巡り、歌を歌いながら「亥の子石」で地面を搗ついて回る「亥の刻突き」を行います。※亥:イノシシ
地域によっては、旧暦 10 月二番目の亥の日(二番亥)に、女の子が同様の行事を行う慣習が残る場所もあります。
この行事はかつて町内各地で盛んに行われていましたが、少子化や生活様式の変化に伴い、現在では一部の地区で伝統文化として継承されています。
文化財専門員 有光 宏之
出典・写真「玄海町史・下巻」「玄海町の民俗」
教育課では、古写真を集めております。ご提供をお願いします。次回は『⑪田の神様祭1』の予定です。
