町の自然や歴史を本にまとめる活動
「知名町誌編さん事業」の最新情報をお届けします。
事業の経過・予定(令和8年4月~)
- 第4回 行政部会 6月29日
- 第3回 考古部会 9月18日
- 考古部会発掘調査 9月14日~
連絡先
知名町誌編さん室(町立図書館2階)
☎84-3166(森田・山田)
午前9時~午後5時(平日)
情報提供のお願い
町誌編さんに向けた教えてください!あなたの集落の「あの頃」を
現在、町では各集落の歴史や文化を後世に伝えるため、知名町誌「集落・民俗編」の編さんを進めています。ご自宅に眠っている集落内の思い出話をぜひお聞かせください。
ノート・日記・メモ・手紙など、「こんなことでもいいの?」「うちのシマではこうだった!」というようなちょっとした日常の写真、ご家族が残した行政の記録だけでは見えてこない、皆様の記憶にある「生きたエピソード」こそがシマの宝物です。各集落から、こんな懐かしいお話が続々と寄せられています。
集落活動の想い出
- 青年団・婦人会
- 運動会・敬老会
- 演芸など
青年団が自ら農園を作ってユリの栽培研究に励み、バレーボール大会や演芸で交流を深めました。敬老会では傘を車輪に見立てたコミカルな「ラッパ節」を披露してシマ中を沸かせました。民家のベランダではお母さんたちが卓球を楽しむなど、集落全体が家族のようでした。
農業の記憶
- キビ刈り・イータバ
- ユリ、バレイショ栽培
- 田んぼから畑への転換など
一面の水田時代、田植え期の「ミジムケ(水迎え)」は子どもの役目で、夜通しムシュ(むしろ)を敷いて水路を見張りました。やがてトラクターが普及して畑作へ移りユリ栽培が盛んになると、小学生もユリの箱作りを一生懸命手伝いました。
湧水・海での暮らしの知恵
- ホーやクラゴーでの水汲み
- フムイでの塩作り
- イザリなど
湧水(ホー)、暗川(クラゴー)や井戸(チンキョ)での水汲みは、大変だったけど、井戸端会議に花が咲く憩いの場でした。海岸の窪み(フムイ)で海水を濃縮し、牛に「ウーシダル(樽)」を背負わせて運んで塩を炊きました。
昔の商店・遊びの記憶
- 昔あった商店の様子
- 懐かしいお菓子や遊び
お小遣いの10円玉を握りしめてシマの商店へ走り、キャラメル(クロダイヤ)を買って友達と山分け。クロツグの葉でチャンバラごっこをしたり、陣取りやビー玉をしたりして、暗くなるまで泥だらけになって遊びました。
シマの言い伝えや怖い話
- 豪族・妖怪・海賊の伝説
- 不思議な話
「ヤジャマサバル」や「フースクヌアジ」といった豪族の伝説、海賊が隠れていたという海岸の洞窟、高倉にあった神聖な丸い石など……シマには不思議な言い伝えが溢れています。シマの境界やお墓周辺などの「ヌンギドゥクル(怖い場所)」にでてきて、股をくぐられると命を落とす尻尾のない豚「ジッキラワー」やガジュマルの妖精「ヒーヌムン」など、いろんな妖怪がいたそうです。
激動の戦中・戦後復帰運動
米軍機の空襲、艦砲射撃、防空壕への避難の記憶。祖国日本への復帰運動では、大人も子どもも一丸となってビラ配りや行進をして激動の時代を駆け抜けました。
古い記録・写真
- 個人の日記・農作業のメモ
- 裏書きのある写真
写真・資料のご提供ありがとうございます!
自宅裏ふく木の下で(余多・昭和13年頃)
【提供:元栄吉治様(余多)】
はしけで本船へ(小米港・年代不明)
【提供:先田光演様(国頭)】
