このコーナーでは、病院施設や事業のほか、生活に役立つ“ 健康豆知識 ”などを紹介します。
骨粗鬆症を防ぐ3つのポイント

年齢とともに「骨がもろくなる」ことは誰にでも起こりますが、その代表的な病気が骨粗鬆症です。骨の中がスカスカになり、転倒しただけで骨折しやすくなります。特に太ももの付け根(大腿骨頸部)や背骨の骨折は寝たきりの原因になりやすく、健康寿命に大きく影響します。
痛みが出ないまま進行することも多いため、気づかないうちにリスクが高まっていることも珍しくありません。
骨粗鬆症予防で大切なポイントは、大きく3つあります。
1つ目は「カルシウムを十分にとる」ことです。牛乳・ヨーグルト・小魚・大豆製品などに多く含まれ、1日700~800ミリグラムが目安です。特に高齢になると食欲が低下しがちなため、食事の中で意識的に取り入れることが大切です。
2つ目は「ビタミンDをしっかりとる」ことです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける栄養素で、鮭・サンマなどの魚介類やきのこに多く含まれます。また、日光を浴びることで体内でも作られます。散歩や庭仕事などで1日15分ほど日光に当たる時間を作ると効果的です。
3つ目は「運動習慣を作る」ことです。骨は刺激を受けることで強くなるため、ウォーキング・軽い筋トレなどの運動が効果的です。特に太ももまわりの筋肉がつくと転倒予防にもつながり、骨折のリスクを大きく減らすことができます。
また、喫煙や過度の飲酒は骨密度を低下させる要因となるため、心当たりのある方は生活習慣を見直すきっかけにしてみましょう。閉経後の女性や家族に骨折歴がある方は特にリスクが高く、定期的な骨密度検査もおすすめです。
今日からできることを一つずつ取り入れて、転倒や骨折のない健やかな生活を送りましょう。
- 問 長浜市立湖北病院 ☎82-3315(代表)

