

初めまして。今年5月から英語教育プロジェクトマネージャーとして教育委員会で働かせていただいております、類家宏平と申します。英語を通して子どもたちの好奇心や自信、将来の可能性を広げるため、英語教育の推進に従事しております。令和8年3月までは中東で4年間、平和構築活動に努めておりました。前職を離れるタイミングでご縁があり、黒潮町にやってまいりました。この数カ月間、町の方々に本当にお世話になり心も身体も健康に生活できております。本当にありがとうございます。いただいているご恩は子どもたちに返していきたいと思っています。
黒潮町の子どもたちはとても強いと感じています。これまで何度も英語の授業に入らせていただきましたが、ALTにも物怖じせず話しかけ、新しいことにどんどん挑戦しています。特に印象に残っているのは中学校での一幕。「黒潮町の美味しいお店」を英語で紹介する授業で、ある女の子は焼き鳥の「ねぎま」を伝えようとしていました。しかし、なんと言えばいいかわからない。しばらく悩んだ後その子が言ったのは、「ネギ、チキン、ネギ、ぐさっ!」でした。他にも、クラスメートに「戻りガツオ」をどうしても伝えたかった小学生の男の子は「UターンBonito(カツオ)」と元気な声で話していました。

「どうにかして伝えたい」「知りたい、わかりたい」。これはコミュニケーションの本質ではないでしょうか。「英語教育推進」と掲げてはいますが、子どもたちには必ずしも英語がペラペラになってほしいわけではありません。自分の気持ちや考えを表現し、受け止め合う中で、「できた。もっとやれるかも」と思ってほしいのです。子どもたちが将来何をしていても、柔らかく人とつながり、強く生きていけるようになってほしいと願っています。
【プロジェクトマネージャー】
業務や開発を一つの「計画(プロジェクト)」として進める際の総責任者。全体のスケジュール管理や予算の調整、チームの指揮を行い、目標に向かって計画を成功に導く役割。


佐賀津波避難タワーについて学習
