人生の最期をどこで迎えたいか?その問いに「住み慣れた自宅で」と願う人は多いでしょう。
今から80年程前は、自宅で亡くなる方が8割を超え、病院で亡くなる方は1割にも満たないという時代がありました。しかしその割合は、徐々に変化し、1970年代に入ると逆転していきます。
その背景には、医療の発達で治せる病気が増えたことによる入院期間の長期化があります。治療を繰り返す中で体力が低下し、自分で身体を動かすことができなくなったまま、病院で亡くなるというケースが増えているのです。
多くの人は、未だ『自分の最期』について、家族やかかりつけ医との意思疎通を十分に図れていないのが現状でしょう。家族として、急に最後の決断を迫られるようなことがあった場合、思わず延命治療を選んでしまい、結果、本人を自宅で看取ることができなかったということはままあることです。
こうした状況を避けるためには、日頃から家族や周りの人と「どんな最期を迎えたいか」ということを話し合っておくことが大切です。しかしデリケートな問題であるため、なかなか話しにくいという人も多いと思います。そこで、ぜひ活用してほしいのが『エンディングノート』なのです。エンディングノートは、人生の終末に備えて自分の希望や身の回りの情報を書き込めるような内容になっています。病気や認知症で意思表示ができなくなった場合にも「無理な蘇生は行わない」「終末期には自宅に戻りたい」などの意思をエンディングノートに記して家族と共有しておけば、いざという時の決断の一助にもなると思います。ぜひ、エンディングノートを活用した家族との話し合いを行ってみてください。
終活支援センターオリジナル『わたしのエンディングノート』
もしもの時の話し合いのために『わたしの心づもり』
この冊子は終活支援センターで無料配布しています。お問い合わせは下記まで。
飛騨市終活支援センター(飛騨市社会福祉協議会内)
0577-73-3214
