町長に就任して4年度目を迎え、小竹町の未来へ向けての思いや動きを発信してまいります。
感想をお寄せください。ともに小竹の明日を築いてまいりましょう。
Vol.9は、『第1回 ごみ処理施設をつくる、その前に』(全4回)です。
私たちが毎日の暮らしの中で出している『ごみ』。ごみ袋に入れて収集場所に出せば、私たちの目の前からはなくなります。しかし、ごみそのものがなくなるわけではありません。収集され、運ばれ、施設で処理され、そのために多くの費用がかかっています。
現在、私たちの地域では、令和14年度の供用開始に向け、ごみ処理施設の更新という大きな課題を迎えています。
新しいごみ処理施設は、これから20年、30年と長い期間にわたって使っていくことになります。だからこそ、施設をつくることを考える前に皆さんと一緒に考えたいことがあります。それは、「これから私たちは、どれくらいのごみを出す町でありたいのか」ということです。小竹町では、令和6年度のごみ排出量が、住民1人1日あたり761gでした。これは、全国平均の839g、福岡県平均の873gと比べると少ない量です。
これは、町民の皆さんが日頃からごみの分別や減量に取り組んでいただいている成果の1つだと考えています。
『これからも、これまでと同じ量のごみを出し続け、それを処理できる施設を整備するのか。それとも、ごみそのものを減らし、将来必要となる施設の規模や処理にかかる費用をできるだけ抑えていくのか。』
新しい施設をつくれば、建設費だけでなく、その後の維持や運営にも長い期間にわたって費用がかかります。その費用を負担するのは私たちだけではありません。これから小竹町で暮らしていく子どもたちや次世代にも関わってきます。だからこそ、施設をつくる議論と同時に、「そもそもごみを減らすことはできないだろうか」ということも考えていく必要があります。ごみの問題は、環境だけの問題ではありません。町の財政、そして将来世代への負担にもつながる問題です。
これから全4回にわたり、ごみについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。次回は、『私たちは、いったい何を捨てているのか』をテーマに考えます。
