~大きく育て!サザエ種苗の放流~
2月27日、殻高(貝殻の高さ)23㎜のサザエ種苗7,000個を海へ放流しました。
サザエは、北海道南部から九州までの沿岸の岩礁域(水深30mほどまで)に生息する巻き貝で、主に夜に活動します。ワカメやアラメなどの海藻を食べて成長し、寿命は7~8年ほどといわれています。実はサザエの殻のトゲは、海の環境によって形が変わることがあります。波の荒い場所では、荒波の中でも岩場にしっかり固定できるようトゲが長く発達し、穏やかな海ではトゲが短くなったり、ほとんど無くなったりするなど、周囲の環境に合わせて姿を変える面白い特徴があります。
今回放流したサザエ種苗は、令和7年度から新たに育てたものです。令和7年10月29日に殻高15㎜で育て始めたサザエ種苗を、約4か月かけて23㎜まで育てました。餌は乾燥したコンブを与えながら大切に育てました。放流は、地元の漁師さんにご協力いただき行いました。漁船から箱型の水中眼鏡で海の中をのぞき、海藻が多くサザエ種苗が隠れやすい場所を確認しながら岩礁域へ放流しました。また、同じ場所にまとめて放流すると餌不足や隠れ場所の不足により魚などに食べられてしまう可能性があるため、いくつかの場所に分けて放流を行いました。放流したサザエ種苗が元気に育ち、豊かな海につながっていくでしょう!
今後も栽培漁業を通じて、資源の維持増大に取り組んでまいります。そして今年度も、この職員で栽培漁業を頑張っていきます!どうぞよろしくお願いします!
(柏原)
問い合わせ:(公社)山口県光・熊毛地区栽培漁業協会 ☎62-6030 FAX 62-6033
