市内には、国や県、市が指定した文化財がキラ星のごとく光り輝いています。このコーナーでは、数ある文化財の中から代表的なものをシリーズで紹介します。
長浜市指定文化財
紙本著色小谷城跡絵図 1幅
所在地:小谷城址保勝会 蔵
指定日:昭和55年3月15日指定

北近江を一望することができる小谷城は、浅井三代(亮政・久政・長政)の居城です。大永5年(1525)には、小谷山の最高峰に大嶽と呼ばれる砦があったと当時の古文書から確認できることから、浅井亮政によって小谷城はこの時、築かれていたことになります。
この絵図は、浅井氏三代の居城とその周辺を示していて、小谷城を西方より眺めた鳥瞰図となっています。図に記されている内容は、古文書や古記録などから書き込みがなされたものと考えられます。
絵図の山上にみられる各曲輪には、土塁や石垣が描かれていますが、実際とは少し形状などが異なるところもみられます。また、城の各曲輪への道は赤で示され、どのように登城していたかを絵図からうかがい知ることができます。
この絵図は、小谷城を100年以上も守り続けている小谷城址保勝会が所蔵しているもので、小谷城戦国歴史資料館の常設展示で見ることができます。小谷城を描いた詳細な記録をぜひ、ご覧ください。
【問合せ】小谷城戦国歴史資料館 78-2320
