議会だより No.226

行政

令和6年 第2回定例会(6月18日)

6月例会では、報告2件、同意13件、議案13件、意見書案1件、発議1件が提出され、すべて原案の通り可決・承認されました。

町長行政報告

【令和5年度決算の見通し】

各会計の決算状況であるが、一般会計は、前年度からの繰越明許費を含め、歳入総額46億9748万8000円、歳出総額45億8557万5000円となった。次年度への繰越明許費(一般財源)を除いた実質収支は1億1191万3000円で、令和6年度へ繰越処分した。

当初予算では歳入不足を補うため、財政調整基金1億7400万円を含む計3億4400万円の基金取り崩しを見込んでいた。しかし、地方交付税の追加交付や物価高騰対策の国庫補助金、寄付金等により財源を確保できたため、実際の取り崩しは総合振興基金7200万円、公共施設等整備基金2300万円、ルール等に基づく取り崩し4000万円の計1億3500万円に留まり、財政調整基金からの繰り入れを行わずに決算することができた。

次に国民健康保険特別会計は、歳入総額1億4750万8000円、歳出総額1億4742万2000円であり、歳計剰余金8万6000円を令和6年度会計へ繰越処分した。令和5年度は療養給付費が19・8%増、高額療養費が6・0%減となり、療養費計が3・0%増となった。財源として国保財政調整基金から繰入金1,313万6,000円を措置していたが、特別交付金等の活用により、38万6000円については取り崩さずに決算した。後期高齢者医療特別会計は91万7000円、介護保険特別会計は162万6000円の歳計剰余金を繰越処分した。介護保険特別会計の歳計剰余金には過大交付された国・道費等が含まれており、令和6年度に返還する。なお、介護給付準備基金の取り崩しは、給付費が想定を下回ったため行わなかった。簡易水道および下水道事業は、資本的収支の不足分を損益勘定留保資金や利益剰余金で補填した。奨学資金は150万6000円の同額決算となった。

【株式会社ほろかない振興公社】

5月29日の株主総会および取締役会において、小関代表取締役が退任し、後任として大野克彦副町長が代表取締役に選任された。また、京屋常務は取締役常務に就任した。同公社では4月から元農協職員を常務に採用しており、新工場の建設と操業に向け、役職員が一丸となって取り組む体制を整える。退任した小関氏は、非常勤顧問として当面の間、引き続き業務を含め事業に関与する。

一般質問 中南議員

朱鞠内アメダス『もっと寒い場所』への移設提案

Q:今年1月26日、江丹別でマイナス38・9度、占冠と幌加内でマイナス38・3度が記録された。かつて寒さの代名詞といえば朱鞠内であったが、昨今は朱鞠内よりも江丹別の方が気温が下がる傾向にある。
現在、朱鞠内のアメダスは旧朱鞠内支所の裏手に設置されているが、あそこは朱鞠内の中でも比較的温暖な場所だと思われる。朱鞠内にはもっと気温が下がる場所があるはずであり、アメダスをより寒い場所へ移動させることはできないか。

A:記録の連続性か、日本一の証明か。移設を阻む『全額地元負担』の高い壁

答弁(町長):朱鞠内のアメダスは、質問の通り旧朱鞠内支所の裏手に設置されている。朱鞠内地区での雨量観測は昭和48年頃に始まり、現在のアメダス運用は昭和53年から継続している。
設置の主目的は雨竜川沿いの災害対策である。そのため、河川に近く管理が容易な場所として、町と気象台の協議により現在の場所が選定された経緯がある。
アメダスの移設について正式に気象台へ問い合わせたわけではないが、移設には膨大な経費を要し、その費用は基本的に全額地元負担になると聞き及んでいる。また、気象台側は、移設によって長年蓄積してきた気象データの連続性が失われることを懸念している。真にやむを得ない事情がない限り、気象台としては移設に消極的な見解であると推察される。
本町は「三つの日本一」の一つとして寒さを全面的に打ち出しており、それを証明するためにも移設を検討すべきという趣旨は理解するが、経費負担等の諸条件を鑑みると、現時点での移設は現実的ではないと考えている。

(要望):江丹別の気温が注目されるようになったのは、かつて市街地にあったアメダスを旭川の処分場付近へ移設してからとのことだ。幌加内のアメダスも、当初の消防署付近から雨煙内へ移設されている。
これらもデータの蓄積という点では同様の条件であったはずだ。
地元住民によれば「まどか」周辺が最も寒いと言われており、ダムサイドはさらに気温が下がる。ダムサイドは国交省の土地であるため調整は難しいだろうが、もし現在のアメダス設置場所を民間に売却するような事態になれば、民間地に公的なアメダスがある状態は不自然である。そうなれば、町の単独負担ではなく、気象庁からも応分の費用が出る可能性もあるのではないか。
こうした点を含め、移設の可能性を今一度精査していただきたい。

幌加内町介護保険条例の一部を改正する条例

国の令和6年度税制改正に伴う介護保険法施行令の改正を受け、条例の一部を改正した。主な改正内容は、令和6年度の介護保険料について、前年度から継続して住民税非課税世帯である方を対象とした「特例減免」を可能にするため、減免事由に「特段の理由がある場合」を追加したほか、町長が特に認める特例減免の対象者は申請を不要とする例外規定を設けた(制度改正による給与所得控除の拡大に伴い影響を受ける被保険者の負担を軽減するための対応)。なお、この減免による保険料の減収分は、国の財政調整交付金により全額補填される。本改正は、令和6年4月1日に遡って適用される。

計画変更

〇幌加内町過疎地域持続的発展市町村計画の変更

幌加内町過疎地域持続的発展市町村計画(令和3~7年度)の一部を変更した。主な追加事業は、小麦・大豆の作付拡大に伴う「穀類乾燥調製貯蔵施設」の整備支援と、町内唯一のスーパーの運営継続を図る「買い物施設等運営補助事業」の2件である。これにより過疎対策事業債等の財政上の特例を活用し、産業振興と住民生活の利便性維持を推進する。

補正予算

〇令和6年度幌加内町一般会計補正予算(第1号)

一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出にそれぞれ5,348万9千円を追加し、総額を48億8,355万9千円とした。
主な事業では、住民生活の維持と子育て支援を重視し、小学生の学校給食費を完全に無償化した。また、町内唯一のスーパー「エーコープ幌加内店」の運営を継続し、買い物機会を確保するための協力金500万円を計上した。
関係人口の拡大に向けた施策として、ワーケーション等に利用できる移動可能なコンテナ型宿泊施設2棟をリース方式で整備するほか、地域おこし協力隊のインターン受け入れ事業を実施する。開町130周年記念行事では、相撲部屋交流イベントやお笑いライブの開催経費を追加した。
農業振興では、作付面積が拡大している小麦・大豆の乾燥調製貯蔵施設の増設を支援するほか、担い手への農業用機械導入補助、蕎麦殻を活用したゼロカーボンセミナーの開催を盛り込んだ。
教育・福祉面では、高校魅力化コーディネーターの採用支援や、双葉保育園の施設改修補助の増額、子ども・子育て支援金制度導入に伴う電算システムの改修などを行う。財源には、道補助金や過疎債、前年度からの繰越金などを充当した。

〇令和6年度幌加内町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出にそれぞれ66万2千円を追加し、総額を1億7,193万3千円とした。
今回の補正は、国民健康保険税の改正に伴う調整と事務費の整理が主な目的である。国保税条例の改正により現年度分の税収入を1,000万円減額し、被保険者の負担を抑えるため同額を財政調整基金から繰り入れて補填した。
また、本格運用へ移行した国保標準システムの通信料57万6千円を一般会計からの繰入金で計上したほか、前年度からの繰越金を基金へ積み立てるための整理を行った。

〇令和6年度幌加内町介護保険特別会計補正予算(第1号)

介護保険特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出にそれぞれ1,929万2千円を追加し、総額を2億2,179万7千円とした。
主な内容は、前年度の事業費確定に伴う国・道への補助金返還金1,489万7千円の計上や、令和6年8月からの食費・居住費の負担限度額改正に対応するためのシステム改修、認定証の印刷経費など。その他、高額介護サービス費の不足分追加や、前年度の剰余金を基金へ積み立てた。

物品購入

〇幌加内小中学校・校務用PC及び周辺機器等の更新

幌加内小中学校の校務用PCや周辺機器一式を更新するため、北海道市町村備考資金組合から2,730万3,650円で取得することに決定した。

〇ほろたちスキー場圧雪車購入

ほろたちスキー場の圧雪車が経年朽化し更新するため、スノーシステムズ株式会社より7,139万円で取得することに決定した。

自治振興の功労を称賛 小関議員が15年在職表彰の栄誉

6月18日の本会議終了後、北海道町村議会議長会表彰の伝達式が行われた。小関和明議員が15年以上にわたり町議会議員を務め、地域振興に寄与した功績を認められ表彰された。式では小川議長が表彰状を伝達し、長年の熱心な議会活動を称えた。

令和6年 第2回臨時会(7月16日)

第2回臨時会は、町開基130周年を記念したポロシャツ姿で行われました。本来、議場では服装や撮影に制限がありますが、節目を議会と執行部で盛り上げようと特例で実施されたものです。
会議では工事請負契約の締結2件が提出されすべて原案通り可決されました。

〇ナナカマド外壁改修工事

三津橋建設株式会社を契約の相手先として決定した。
契約金額は5,888万2,000円とする。

〇町民保養センター等機械設備改修工事

弘友設備工業株式会社 幌加内営業所を契約の相手先として決定した。
契約金額は5,390万円とする。

議会日誌 3~6月

3月

  • 4日 議員協議会
  • 4~11日 第1回定例会
  • 12日 幌加内中学校第79回卒業証書授与式
  • 18日 幌加内小学校第104回卒業式、幌加内町自衛隊新入隊員激励会
  • 22日 音中道路開通式
  • 24日 士別地方消防事務組合議会定例会
  • 26日 議員協議会、幌加内町そば活性化協議会通常総会
  • 27日 朱鞠内湖淡水漁業協同組合通常総会
  • 30日 地域農政総合推進会議

4月

  • 1日 双葉保育園入園式
  • 7日 幌加内中学校入学式
  • 8日 幌加内小学校入学式、幌加内高校入学式
  • 13日 みゆき保育所入園式、森林愛護組合連合会定期総会、林野火災予消防対策協議会、交通安全推進委員会定期総会
  • 24日 広報特別委員会

5月

  • 12日 幌加内町観光協会通常総会
  • 14日 朱鞠内湖湖水開き安全祈願祭、議員協議会
  • 15日 牛魂碑・馬頭観音慰霊祭、幌加内町商工会通常総会
  • 17日 第41回東京幌加内会総会・親睦会
  • 20日 上川北部市町村議会議長会定例会(総会)
  • 23日 特定非営利活動法人よるべ定期総会、あさひかわ幌加内会総会・親睦会、全国町村議会議長・副議長研修会
  • 31日 さっぽろ幌加内会ふるさと懇親会

6月

  • 3日 上川地方総合開発期成会定期総会
  • 4日 道道名寄遠別線建設促進期成会定期総会
  • 5日 道道旭川幌加内線道路整備促進期成会総会、議会改革特別委員会
  • 9日 北海道町村議会議長会第77回定期総会
  • 11日 議会運営委員会
  • 14日 第二師団創立76周年記念式典
  • 16日 議員協議会
  • 18日 第2回町議会定例会
  • 23日 上川町村議会議長会役員会
  • 26日 士別地方消防事務組合定例会
※広報紙をもとに情報を収集しています。品質に配慮していますが、お気づきの点があればこちらからご連絡ください。

関連記事


カテゴリー:
幌加内町
本庁所在地
0740411 北海道雨竜郡幌加内町字幌加内4699番地
電話番号
0165352121
FacebookのアイコンInstagramのアイコン