12月は不法投棄撲滅月間です。「面倒だから」「見られていないから」、そんな身勝手な考えからルールを守らずごみを捨て去る個人・団体を絶対に許してはなりません。県民総ぐるみで不法投棄をなくして、私たちの環境を守りましょう!

県内の現状 それ、犯罪行為です!
不法投棄って何?
廃棄物を適正に処理せず、みだりに山林や道路、空き地などに捨てる行為で、法律で禁止されている犯罪です。違反した場合は、最大5年以下の懲役刑や1000万円以下の罰金(法人の場合は3億円以下)が科せられることもあります。
※未遂も罰せられます

減少傾向から撲滅へ!
ここ数年、県内の不法投棄は減少傾向にありますが、依然として後を絶ちません。公衆衛生や自然環境にも悪影響を及ぼす犯罪行為は1件たりとも見逃してはなりません。
| 年度 | 件数 |
|---|---|
| H28 | 50件弱 |
| H30 | 30件程度 |
| R2 | 20件程度 |
| R4 | 10件程度 |
| R6 | 10件程度 |
傾向と対策 あなたの土地も狙われている!?
不法投棄は早朝や夜間など人目につきにくい時間帯や、管理が行き届いていない土地などで行われます。傾向を知って対策を講じましょう!
傾向 ほったらかしの土地
所有している空き地を久しぶりに訪れたところ、見覚えのないがれきの山ができていた!
対策
- 敷地内にごみがあると「捨てても大丈夫」という心理になりやすいので、日頃からきれいに保ちましょう!
- 雑草が生い茂った土地はごみを隠せる絶好のポイントです。草刈りをしましょう!
傾向 業者に貸した土地
「資材置場に使わせてほしい」と業者に土地を貸したら、建築廃材を持ち込まれた。発覚後は業者と連絡が取れなくなり、泣き寝入り。撤去費用は自分が持つ羽目になった!
対策
- 安易に土地を貸さない!周りによく相談してから貸しましょう!
- どんな業者なのか事前によく調べ、必ず書面で契約しましょう!
傾向 あなたの家庭ごみ
チラシで知った業者に使わなくなった家電を無料で回収してもらったところ、金属部分だけ抜き取られて、残りを不法投棄された。
対策
- 必ず市町のルールに従って捨てましょう!
- 不審な業者(特に無料回収業者)には依頼しないようにしましょう!
不用品無料回収 怪しいチラシは要注意!
傾向 廃棄物が混ざった土
所有者が分からない近所の空き地に、コンクリートの破片や塊などが混ざった怪しい土が放置されていた。
対策
- 建設工事や建物の解体などで発生した「コンクリート殻(がら)」には有害物質が含まれている可能性があります。直ちに通報してください!

不法投棄 110番 「怪しい?」と思ったら迷わず通報!
県は、多くの県民の皆さんに不法投棄の監視の目になってもらうために、SNSや電話、メールから通報できる不法投棄110番を設置しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ(アプリ)」から通報

「ピリカ」は、ごみ拾い活動を共有できるSNSです。現場の位置や写真、コメントを入力するだけで誰でも簡単に通報ができます。
\通報までの流れ/
1. アプリ起動後、ごみ拾い投稿ボタンを上にスライドすると赤いアラートボタンが表示され、通報機能が立ち上がる。
2. 現場の写真や位置情報、ごみの種類などを入力。
3. 通報完了!
電話・メールから通報
054(221)3810
受付:平日8時30分〜17時15分(※土日祝、年末年始を除く)
hai@pref.shizuoka.lg.jp
●記事に関する問い合わせも 054(221)3810 hai@pref.shizuoka.lg.jp (県廃棄物リサイクル課)まで
