ご入学おめでとうございます
この4月、長浜市の小学校・中学校(義務教育学校を含む)に、約1,850人のこどもたちが入学してくれます。
家族はもちろん、地域にとっても、本当に喜ばしく嬉しいことですね。
こどもたちは、新たな生活を学校で送ることの楽しみがある一方で、つまずきや大変さを多く感じる時期でもあり、いわゆる「小1プロブレム」「中1ギャップ」に直面することがあります。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、さらには地域のみなさんも、こどもたちが笑顔で楽しく過ごしてすくすくと育っていけるように、こどもたちのちょっとした変化に気づいて、寄り添い・支えていきましょう。
小1プロブレムって? 中1ギャップって?
小1プロブレムって?
- 授業中に席に着いているのが苦手
- 集団行動が取りにくい
- 先生の話に集中し続けるのが難しい
- 友だちとのトラブルが増える
上のような点から小学校生活に馴染めない状態が続くことを表した言葉です。原因として、以下の点が考えられています。
保育園・幼稚園(※認定こども園を含む)とのギャップ
- 遊び中心から勉強中心に
- 集団生活・行動が求められる
- 自律的な行動が求められる
- 1クラスの人数が増える
家庭でのストレス
例えば、家の中で「もう小学生なんだから」といった急き立てるような言葉や、一方的な指示を受けてばかりだと、こどもはストレスをため込んでしまいます。
中1ギャップって?
教科担任制や定期テスト、学校内の人間関係など、中学校は小学校時代とはいろいろな面で変化を迎えます。それに加え、この時期はちょうど思春期で人間関係に敏感になったり、自分の体が変化したりすることで、精神的にも不安定になりがちです。
学校生活の急激な変化と思春期の発達がちょうど重なり、こどもたちは負担を感じやすくなり、学校での居心地の悪さに心が耐えられなくなることもあります。
園や学校ではこんなことに取り組んでいます!
園小接続
幼稚園・保育園・認定こども園の幼児期の教育と、小学校の教育をスムーズにつなげる取組で、こどもたちが入学後に困らないよう、幼児期に育んできた力を小学校の生活や学びにつなげることを目的にしています。
幼児期と小学校では学び方・環境が大きく変わるため、うまく適応できず「小1プロブレム」などが起きることがあるため、園小接続を意識した教育や環境づくりが重視されています。
大切なポイント
- 幼児教育での「育ち」(生活習慣・人との関わり・思考の芽生えなど)を大切にしながら、小学校の学びにつなげることを重視しています。
- 園・学校・保護者・地域が連携して、こども一人ひとりの成長を支える仕組みづくりが進められています。
カリキュラムの連携
幼児期後半から小学校入学に向けて、段階的に力を育てるための「園小接続カリキュラム」や「スタートカリキュラム」などを作成しています。
こども同士の交流活動
園児と小学生が交流する体験活動を通じて、小学校生活への不安を減らしたり、期待感を高めたりする活動を行っています。
先生同士の連携・研修
園と小学校の先生が合同で研修を行ったり、お互いの教育内容を共有することで、教育観や指導法の共通理解を深めます。
共感で おうちを安心できる場所に
これまでと環境がガラッと変わったこどもたちが不安を感じたりするのは当然です。こどものストレスを軽くするためには、こどもの気持ちに寄り添った会話がカギとなります。
大切なのは、こどもの話を「聞く」「共感する」「励ます」ことです。
なにより、おうちの人が「大変だよね」とこどもが感じている不安に共感してくれるだけで、こどもたちは安心するものです。そして、一緒に遊んだり、散歩したり、映画をみたり、特別なことでなくてもホッとできる時間を一緒に過ごすことで、次の日のエネルギーになるはずです。
とはいえ、忙しくておうちの人もときにはイライラしてしまうもの。美味しいチョコレートを食べるなど、ほんの少しだけでも息抜きタイムを作って、自分をメンテナンスしてあげてください。
家庭学習のすすめ
小学1年生の頃は、短い時間でもいいので家で宿題以外の勉強時間を作ることが、2年生以降の学習スタイルに役立つと言われています。
- ちょっと工夫:勉強したくなる学習環境づくり、短時間でも机に向かえたことを褒める
中学生になると、自分の学習スタイルに個性が出てきます。学習面でつまずきがある場合も含めて、勉強の仕方を押し付けるのはよくありません。まずは、こどもの学習スタイルを知り、それに合わせた家庭学習をサポートしていくことが大切です。
- ちょっと工夫:集中の仕方を見極め学習スタイルを見守る、困っていたら手助けを
読書のすすめ
読書は、自分で考え判断する力や自ら課題を解決していく力、他者と共生していく力などを育てるために不可欠なものです。
こどもの時期にこそ、読書習慣を身につけられるようにしましょう。
困ったときは 悩まずにご相談を
長浜市教育センター 教育相談室
☎74-3702
市教育センター教育相談室では、学校環境や社会環境に豊かに関わり、自分の良さを知り、自立した人間として力強く生きる青少年の育成を目指して、保護者や教職員からの相談を受け、児童生徒の支援について共に対応策を考えます。
- 学齢期の発達や不登校に関する教育相談
- カウンセリング案内
- こどもサポートルーム「なないろ」の紹介
