㉄ 保健福祉課 健康増進係
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血糖値スパイクは、糖尿病予備軍の人に多く発症する症状です。通常時の血糖値が正常でも、食事後の血糖値が乱高下することが特徴なため、見過ごしてしまう人が多いです。糖尿病ではないから大丈夫!まだ若いから関係ないと思っている方も、血糖値スパイクは起こる可能性があります。
血糖値スパイクって何?
食後に血糖値が急上昇し、その後急降下する現象のことを言います。
ジェットコースターのような変動とも表現され、短時間でも血管や臓器に強いストレスを与えます。自覚症状がほとんどないため「気づかないうちに進む危険信号」とも言われています。


血糖値スパイクが起きやすい人とは? □ が多いほど、危険信号です。
- 早食い・ドカ食いの習慣がある
- 朝食を抜いて昼食・夕食に一気に食べる
- 炭水化物中心の食生活(白米・パン・麺類など)
- 運動不足や睡眠不足が続いている
- ストレスが多い
血糖値スパイクの多くは生活習慣の改善で防ぐことができます。
血糖値スパイクを予防する生活習慣
【食事】
- 規則正しい時間帯に1日3食(朝・昼・夕)食べる ⇒朝食を抜くと、次の食事で血糖値が急上昇!
- 野菜やたんぱく質を先に食べる「ベジファースト」 ⇒食物繊維は、血糖値の急上昇を防いでくれます!
- よく噛んで食べる ⇒噛まない場合は、消化吸収を悪くします!
- 甘いジュースやお菓子は食べ過ぎない ⇒糖分が多い食べ物は、血糖値が急上昇!
【運動】
食後30分のウォーキングや軽いジョギング ⇒血糖値スパイクを抑制するのに効果的!
毎日、こまめに体を動かす(階段を使うなど)
【飲酒】
飲酒は適量を守り、過剰摂取を避けることが重要です。
【たばこ】
喫煙は血管を傷つけ動脈硬化を進めるため禁煙が望ましいです。
【睡眠】
十分な睡眠(7時間前後)はホルモンバランスを整え、血糖管理を助けます。
